オガタマノキも満開してます。

大阪市内の公園のオガタマノキ、春分の日に紹介しましたが、今は満開です。モクレンやコブシ、オオヤマレンゲなどの同じ科の花と比べてとても小さい花です。ちょこっと変わったお花見楽しんでいます。

2足程早く、満開してます。

ホームセンターに行ったら、その最寄り駅前で桜が満開になっていました。 個体差なのか、品種違いかはわからないですが、早いです。

オガタマノキが花を咲かせていました。

お中日ですが。まだまだ寒いですね。大阪市内も雪混じりの雨が降っていました。先日、出かけたときに、近所の公園で咲いていました。なぜか惹かれるモクレン科の目立たない花ですが、古今伝授の中で「古今の三木」の一つとして取り上げられています。オガタ…

祟り物の怪、2

私がその事をおぼろげながら知ったのは、祖母の昔話であった。孫の守りのため昔話を聞かせてくれるが、話は尽きてくるもので、近隣で起こった出来事や、家族の昔話などが多くなる。そこで、祖父の事も話の種となった。昔は、近隣の村とよく争い事があった。…

祟り物の怪

子供の頃、夜はなかなか寝付けなかった。目を閉じると怖い物が見える。幼心に考えられる限りのお化けとか幽霊、あやしげ恐ろしげなもの、次から次へ思い浮かぶ。幼少期は我が家の周辺は田圃ばかりの田舎である。ドがつくほどの…。春から夏にかけて、カエルの…

ある程度の年齢になると

民間伝承は隔世伝承が多いらしい。同じ家族でも、お父さんと子供が別の昔話を聞いている。うちの父親は曽祖母の話を聞いて育ち、私は祖母の話を聞いて育った。残念ながら、私は父親から地域の昔話を聞く機会はあまりなかった。御蔭詣りの話などは、断片的に…

トトロキヒメノミコト

よく言われることですが一つのことにこだわっていては全体が見えないぞ、などと。私はこだわりが強いので、そう言われてもと、思うことがあります。一事が万事という言葉、ありますよね。 東住吉区に若松神社という神社があります。別の名前が、(式内小社)止…

嗚呼!逆効果!

美味しいと言ったら毎日毎日同じものを作る祖母が、私たちが苦労が足りない、だから、昔の苦労を偲ぶためとして、半分嫌がらせのつもりで、戦時中に作ったという、サツマイモの茎(地下茎ではありません!地下茎はサツマイモ)のお浸しを作った事があった。か…

ナマモノってな〜んだ?

数年前、大和政権の武器庫と言われている、奈良県のとある神社に参拝しました。以前天川弁財天で知り会った、多分翻訳をお仕事にされているOさんと私の友人に連れられて、大神大社に参拝して帰り道、「その神社に行きませんか?」と、私の友人は言うと、Oさ…

あなた、これは怪談ですよ。

友人の誘いで夜中に田舎のスーパー銭湯に行ったことがあった。私はある程度の常連客、友人は初めて、私はナビゲーターのつもり、だったのだが…この友人、おとなしい性格だがかなり我の強い人、基本霊感ゼロの人だけれど、心霊大好き人間。私といると不思議体…

パラチオン系

うちは兼業農家だった。 収穫した米は家で一年間の消費分である。籾殻を取り除いた玄米の状態で、袋詰めされて保存されていた。 保存場所は、祖父が建てたトタン張りの納屋である。 隙間だらけで湿気も高く穀象虫の幼虫などが大発生して、 村で管理している…

お人柄と鶏ガラ

子供の頃の遊びといえば、川遊び。危険といえば危険だけど、田舎の事だから、野放し状態である。堤防も立派なものではなく草ぼうぼう。夏の渇水期の川は、草原状態で、その間を申し訳程度に水が流れている。そこで一番夢中になってやっていた遊びは、アメリ…

右脳を活性化させるために創り出された習い事

いけばなとか、お茶を習っている人は外国でもかなり多くなっています。お茶が美味しいから、花が綺麗で好きだから、という理由ではないらしいのです。特にいけばなは、ヨガとか坐禅などを学ぶことと同じ意味合いで、前衛などではなく、伝統的な手法の物を、…

ピアノのインストラクターさんに習った、肩の力を抜く方法3、

「カラオケってよくいかれます?」インストラクターさんに聞かれました。「カラオケスナックとかは嫌いだから行きませんがカラオケボックスはよく行きます」そう答えると、「カラオケ行ってよくいるのがマイク離さない奴、周りがみんなだるくなる。それでも…

ピアノのインストラクターさんに習った、肩の力を抜く方法2、

二番目です。一番目の方法の補足です。頭からシャワーを浴びていることをイメージします。手を下にダランとした状態です。手を下にダランとした時、姿勢を崩さない事と、意識を切らさない事を守ります。頭にかかった水が体を伝って流れ、肩から腕を伝って指…

ピアノのインストラクターさんに習った、肩の力を抜く方法1、

よく、スポーツとか楽器演奏などで、臍下丹田に力を集中して、肩の力を抜くのが、上達のコツだと言われていますが、 「そら、肩に力が入っている。力を抜け!」 とか言われても、方法は教えてくれないというような、途方に暮れてしまうことが昔は多かったよ…

靖国神社

私の叔父は太平洋戦争の戦死者である。 靖国神社に英霊として合祀されている。私は一度、靖国神社に昇殿参拝した事がある。戦死者の母である私の祖母が、春季大祭に参拝するのについて行ったのである。私のイメージとしては、朱塗りの柱の拝殿であった。参拝…

子狐をほめたおじいさん

明治の頃の話であろうか、いや幕末維新のころまで遡るか。ある村のおじいさんが大八車を引いて、かなりの遠方の村に行くことになった。朝、家を出て、行き先の村の手前にあるアマカと言う字地を通りかかった時に、そこにあった神社のあたりで母狐が子狐を遊…

怪談リスナーしてます。

少し日記的でごめんなさい。 youtubeで怪談聴くことが多くなっています。 暁闇さんの「アヤカシガタリ」 ginさんの「夜魔猫亭綺譚」 ぴっとさんの「怪談朗読(♂)」 など、 特に、朗読を聞かせて頂ける動画にはまっています。 同じ話でも三人三様、味があって…

やっと人並み

<p>今週のお題「2013年に買って良かったもの」</p> 今年私が買ったもの、 電子レンジと冷蔵庫、 これでやっと人並みの生活ができるようになりました。 住んでいる所のすぐ近くにライフ、ミニストップ、マックスバリュ、ローソン、ファミリーマートなどがあり、冷蔵…

怪奇話の多い神社3(霊道)

神社の参道は、馬場道と呼ばれている。神馬が通る道のことらしい。この参道を、馬が通っているのを見た事は終ぞない。神主を馬に乗せるような祭りなどこの神社にはないからだ。ただ…馬以外のものが通っていることを耳で聞いたことがある。夜が更けると、この…

怪奇話の多い神社2(丑の刻参り)

同じ神社での話である。この神社は、日枝神社という名前である。昔は山王さんと呼ぶ事もあった。当然、祭神は大山咋神、亦の名を山末之大主神。であるはずだが、祭神は猿田彦である。しかも、名前の猿からの連想から、この神社には狛犬を置くことがタブーら…

怪奇話の多い神社

泉佐野市にある日枝神社は、戦前には松の巨木が生い茂り、大阪湾から見るとまるで小山のようであり、江戸時代には船の航行の目印とされていたという。 その頃は、境内は昼でも暗かったと、私が子供の頃の古老たちは語っていた。 地元の伝承では、昔は雷が頻…

消えてしまったつるべ落としの話

祖母の昔話にちょろっと出てきた話。 曽祖母が幼かった祖母をおんぶしてあやす時に 「儂(わし)はおとろし、里外(りゅうげ)の宮に、つるべ落としがいるといな」 大体の意味は、 「私は恐ろしい。里外神社に、つるべ落としがいるそうな」くらいの意味の、都々…

高校時代の研修旅行

今は高梁市になっているが、昔は川上郡高山市(こうやまいち)と呼ばれていた所に、穴門山神社という神社がある。高校生の頃、毎年夏に地学クラブの研修旅行の合宿をさせていただいた。中国道や山陽新幹線はまだ開設していない時代で、山陽本線の各駅停車で倉…

お玉稲荷

ある田舎での昔話です。小板屋幸吉はこの辺りでかなりの財を成した材木屋である。紀州や四国まで船で材木を買い付けに行っていたという。幸吉は四十代まで嫁を取らなかった。と言っても別に女嫌いというわけではないが、どういうわけか縁遠く、この歳に至っ…