大阪の新名所??、この秋始動らしい。今週のお題「秋の新○○」にひっかけて……「
なんや知らんけど、新世界のルナストリートの中に新しい訳のわからんものができるらしい。
名前がなんと夕陽丘総合科学研究所、開設者のあやしいおっさん(袈裟・衣つけてないけど坊主くさい)名前は、
「いやいやいや!拙者まだまだ名乗るほどのものではござらん」
ということで、名前はまだまだ未公開とのこと。
坊主くさい上に胡散臭いおっさんに聞いてみた。
「あんた、何をやりたいん?」
そしたらおっさん、待ってましたとばかりにしゃべりだした。
「浪花の何たらかたらのネーミングは、大阪人がよく使う言葉ですが、どう考えても、うちにはオリジナリティーおまへんねん宣言みたいで、それはそれで大阪らしいのですが、なーんとなく……寂しゅうなりまへんか?
考えてみなはれ、大阪大学は旧帝国大学やったけど、この大学の前身は、大阪の二つの私塾、
一つは懐徳堂、これは享保9年西暦では1724年、有志の大阪の豪商、三星屋武右衛門・富永芳春またの名を道明寺屋吉左右衞門・舟橋屋四郎右衛門・備前屋吉兵衛・鴻池又四郎が出資し、三宅石庵を学主に迎えて船場の尼ヶ崎町一丁目ここは現在の大阪市中央区今橋四丁目でして。そこに懐徳堂を設立しましたんや……」
おっさんウィキペディアのコピペのような話を一気にしゃべって息を切らしている。
「あの、 ……話かいつまんで。要らん情報入れんとでけへん?聞いててしんどいし。浪花の何たらの説明になってへんし」
ちょっとクレームつけてみた。そしたらおっさん、
「はい、かいつまんで、懐徳堂と緒方洪庵の適塾が大阪大学になったとさ。めでたしめでたし」
ギャグのつもりか?スリッパかハリセン要る?浪花やからハリセンやな?
「それで?
『浪花の何たらかたらのネーミングは、大阪人がよく使う言葉ですが、どう考えても、うちにはオリジナリティーおまへんねん宣言みたいで、それはそれで大阪らしいのですが、なーんとなく……寂しゅうなりまへんか?』
の説明はどこ行ったん?
たぶん昔はオリジナリティーバリバリやった大阪が今では、どこかの二番煎じに甘んじてる言いたかったんやろ?
そこで、総合科学と銘打って同じ志の仲間を集めよう言う寸法か?」
「よくご存知で!」
「アホか」
このおっさんなんか発明できるほど賢なさそうやし変やけど、触媒効果ありそうや。