2013-12-17から1日間の記事一覧

怪奇話の多い神社3(霊道)

神社の参道は、馬場道と呼ばれている。神馬が通る道のことらしい。この参道を、馬が通っているのを見た事は終ぞない。神主を馬に乗せるような祭りなどこの神社にはないからだ。ただ…馬以外のものが通っていることを耳で聞いたことがある。夜が更けると、この…

怪奇話の多い神社2(丑の刻参り)

同じ神社での話である。この神社は、日枝神社という名前である。昔は山王さんと呼ぶ事もあった。当然、祭神は大山咋神、亦の名を山末之大主神。であるはずだが、祭神は猿田彦である。しかも、名前の猿からの連想から、この神社には狛犬を置くことがタブーら…

怪奇話の多い神社

泉佐野市にある日枝神社は、戦前には松の巨木が生い茂り、大阪湾から見るとまるで小山のようであり、江戸時代には船の航行の目印とされていたという。 その頃は、境内は昼でも暗かったと、私が子供の頃の古老たちは語っていた。 地元の伝承では、昔は雷が頻…