桜、散り初め
難波中公園の桜です。
人けのない公園で
花は散り初めていました。
ソメイヨシノはあまり風情のある花ではないですが、散り初めは少し物悲しいです。
急に空が晴れたので、青い空をバックに桜を見上げると、何か生き生きしていて、写真に撮りました。
先日、平野区で山桜系の花をみました。
緑の葉が出てきています。
大阪府の南部の地域の人たちは、大抵山桜を葉桜と言って嫌います。
里山の雑木のイメージがあるのでしょう。
葉が混じらず花だけというのが、純粋とか潔いということでしょうか?
でも、描いても陰影に乏しい、紅葉と同じく逆光気味の方が良いのかな?
この木もまだ若木ですから葉が目立つのですが、成木になると花が見事になります。
残念ながら、今年は赤い芽の山桜に、出会っていません。
平安時代の女房装束の桜の襲色は山桜のよろしき面影を衣装に生かしているそうです。
山間に行けば、野生の山桜がまだまだ見られるところがあります。
見に行きたいです。