久しぶりに西区に行きました。 土佐稲荷神社のオガタマノキです。 10年位前に、小さな苗木だった頃に拝見させていただきました。 その時は、葉が通常のオガタマノキより光沢があり、ウンナンオガタマのような印象がありましたが、今はオガタマノキらしい姿をしています。 その頃と比べてかなり大きくなっていて、御神木らしい姿です。 偶然、宮司さんが出先からおかえりになったので、色々お聞きしました。

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宮司さんは通常のオガタマノキと比べて、葉にあの特徴的な波打ちがないのを気にされておられましたが、熊野本宮大社や速玉大社のオガタマノキが葉に波打ちがないのを見ております。

実生で栽培されたものは個体差がかなり出ますから突然変異の範囲内かと思います。

花の頃に確認したいと思います。

阿倍野神社の鳥居前にどなたかがオガタマノキとして奉納しているカラタネオガタマや、

坐摩神社の生玉さんの御旅所に植えられているカラタネオガタマだと、

オガタマノキとは全く別物ですからいずれきちんと植え替えされればと思うのは傲慢でしょうか?